HASH 

カテゴリを選択
していただくと
時系列になります!

インド編連載中!
<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    - | | - | - | スポンサードリンク

    出発前


    インドへ旅をしようと思ったのはどうしてだったか、はっきりとしたところは覚えていない。
    とりあえず、そのころ、カレー屋めぐりにはまっていたことだけは確かだった。

    友人数名とカレー部を結成して、近所のカレー屋をしらみつぶしに回っていた。
    インドビール、キングフィッシャーでほろ酔いながら、

    「わたしは本場のカレーを食ってやるわよ!」
    とかなんとか大枚はたいたのが最初かもしれない。




    旅はもともと好きで、国内は一人でも回ったけれど、海外経験は友達と「大学生のおしゃれ旅行☆」みたいなノリで行った台湾くらいしかなかったので、はじめは現実感もなかった。
    しかしガイドブックに書いてある通りに(行きたいとかいった気持ち的なものよりも、書いてあるからやっとこう、というようなあくまで作業的なものだった。それほど現実感がなかった)VISAを申請し、それが到着し、そして、航空券を申し込んだ段階で腹を決めることになった。


    お金を払ってしまったんだからもう行くしかないんだと。


    いくら毎日のようにアルバイトをしていたといっても、学生の私にとってエア・インディアから発行された10数ケタの番号(ちなみにFIXの直行便だった。乗り換えできる自信がなかったのだ)、値段にして10万円強はけっして安い金額ではなかった。
    身の丈に合わないほどのいいバッグが買える。いいカメラが買える。あるいは、4か月分の食費になる額だった。
    それを自分の勇気のなさで棒に振ったりするようなことがあれば、私は自分に対して、4か月絶食するくらいのペナルティを科すことも仕方あるまいなんてことを考えていた。


    それからインドを旅するにあたっていろいろなことを学んでいった。
    国際空港に着いたら、客引きがものすごく強引で街にたどり着くまで時間もお金も相当かかること、生水を飲んだらまず間違いなくおなかを壊すので煮沸した飲み物を選んで飲むようにすること―それから、インドはヒンドゥ教をはじめとした多くの宗教があり、祭りなども多いということや、タージマハルを築いたシャージャハーンの非業の死についてなど、歴史や文化についてもざっくりと一通り予習しておいた。



    とりあえず私は手に取ったどのガイドブックにも載っていたCottage Yes Pleaseホテルに空港からの送迎と、当日の宿の予約を頼むことにした。 
    ここは旅行会社、シゲタトラベルを併設しており、そこの担当が日本語を話せるので、日本人には心強いのだという。
    シゲタトラベルというくらいだから日系の人なんだろうか?とも思ったが、とりあえず、相手がどこまで漢字を読めるかもわからなかったので、つたない英語で頑張ってメールを打ってみた。

    I'd like to use your Picking up and Hotel reservation service.
    Please tell me about more. 
    I'll arrive on 2 September, Flight number AI307 wasabi


    送迎とホテル予約使いたいです。もっとおしえてくれ。9月2日につく。フライトナンバーAI307 わさび

    その返信がこれだ。


    わさび様、お問い合わせありがとうございます。9月2日にデリー着で空港送迎&ホテル手配をご希望なのですね。空港送迎代金は1500円です。ホテルですが、ドミトリーでよろしければ○○ホテルが150RS/300円から手配可能です。シングルで安くてお勧めなのは××ホテルで…(中略)それ以外のことでも、インド国内の手配でしたらなんでもOKですので、ご質問などありましたらいつでもご連絡ください。それではよろしくお願いします。
    シゲタトラベルマネジャー
       ラジェンダ=バトラ


    正直これは一枚上手どころか、予想のはるか斜め上をいっていた。
    しかもなぜラジェンダなのか。シゲタトラベルのシゲタはどこへいったのか。
    すっかりシゲタさんという日系人が経営していると予想していた私にはなにがなんだかわからないほど衝撃的だった。普通に日本語でメールすればよかった恥ずかしいという後悔と、ここまで流暢に日本語を操るとは、という驚きがないまぜになった気持ちで、とりあえず言われるがまま、お勧めの宿をとってもらうことにした。
    とりあえず着いて初日にぼったくられることも、宿に泊まれないということもないだろう。
    とりあえずは安心だ。
    とりあえずは…



    インド。
    その国自体、私の想像の斜め上をいってくれそうな予感がしていた。




    JUGEMテーマ:India

    お気に召しましたらぽちっとお願いします! 
    0
      ガンガーに呼ばれて―インド | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0) | わさび

      スポンサーサイト

      0
        - | 13:41 | - | - | スポンサードリンク
        COMMENT
        POST A COMMENT









        TRACKBACK URL
        トラックバック機能は終了しました。
        TRACKBACK
        << インドハイライト | TOP | 持ち物 >>